ホイール

ホイール

バイクのホイールと言っても、ホイールにはさまざまな種類があり、自分のバイクのホイールはどのタイプなのか、または、ホイールの交換を考えているが、どのホールを選んだら良いのか悩んでいるという方もいらっしゃると思います。

この記事では、知っているようで意外と知らない「ホイール」について解説していきたいと思います。

バイク用ホイールの種類

バイクのホイールを分類するうえで、「形状」「素材」「製造方法」の3つのジャンルごとに分類することができます。

下記より、ジャンルごとの違いや特徴などにについて解説していきたいと思います。

形状による違い

1ピースタイプ

ホイールのスポークとリムが一体構造になっており、1ピースタイプの中には、中央のハブ(アクスルボルトが貫通している部分、ホイールの取り付け部)が内蔵されているものと、ハブ部分をボルトで固定する別体のタイプがあります。

ホイール自体の気密性が高いため、チューブレスタイヤの装着が可能であることと、下記で紹介する高級素材を使用することで軽量なホイールを製造することができ、オンロード向けの社外ホイールでは、最もポピュラーな製造方法と言えます。

2ピースタイプ

2枚のディスクをボルトで張り合わせる「合わせ型」が一般的で、おもに50ccなどのミニバイクのカスタム目的で販売されているものが多く、ブルーやレッドなどのアウルマイト処理された美しい外観のものも多く出回っています。

他の構造に比べ、材料費や製造コストがかからないため、比較的安価な価格設定のものが多くなっています。

ただし、ホイール自体の気密性はないため、チューブレスタイヤであってもチューブを使用する必要があることや、どうしても重量増えてしまうため、径の大きなホイールではあまり採用されていません。

3ピースタイプ

ホイールの外円にあたるリムが2枚、さらにディスクが別体となる構造になっており、すべてボルトで固定されます。

例えば、同じディスクを使い、幅の違うリムを組み合わせるなどということが可能となるため、幅広のワイドカスタムホイールなどに用いられている構造です。

そして、ディスクとリム、ハブがすべて別体であるため、色の使い分けなども自由にでき、カスタム用途としては人気が高い構造とも言えます。

しかし、当然ホイール自体の気密性は高くないため、チューブを使用することが前提となり、当然1ピースに比べ重量が重たくなる傾向にあります。

スポークタイプ

オフロードタイプのバイクや、クラシカルテイストのバイクに装着されることが多いのがスポークタイプです。

ホイールのリムとハブを、金属製の棒(ワイヤー)で連結した構造となっており、ホイール自体に柔軟性を持たせることができ、さらに比較的軽量に作れることから、競技用のオフロード車に最も適した構造と言われています。

当然タイヤの装着にはチューブを使用します。

素材による違い

スチール(鉄)

素材が安価で加工もしやすく、安価で製造できるため、純正で採用されることがもっとも多い素材ですが、やはり重く、強度もあまり高いとは言えず、さらに錆びやすいという弱点があります。

ですが、他の素材には出せないスチール独特の風合いもあり、クラシカルなアメリカンタイプのバイクでは、スポーク形状ではない、いわゆる「鉄チン」と呼ばれるディスク形状のホイールも人気です。

アルミ

コストダウンのため、純正では多くがスチール製である一方、ほとんどの社外ホイールが採用している素材はアルミです。

アルミの利点は、スチールに比べ1/3とも言われている重量と、軽量ながらスチール以上の強度が得られるということです。

また、比較的加工もしやすく、材料費も低く抑えることができるため、先述したように、多くの社外ホイールで採用され、カラーアルマイトで仕上げられたドレスアップ性の高い商品も多く販売されています。

 

マグネシウム

ホイールに用いる素材としては、強度、重さとも非常に高性能であり、F-1などの最高峰のレースシーンでも使用されているほどです。

しかし、素材が非常に固く加工が難しいことと、素材自体が高価なため、アルミなどと比較するとかなり割高な価格になってしまいます。

また、強度があるというのは、素材が硬いということですので、サーキットや一般道などの舗装された路面では問題ありませんが、素材自体の柔軟性が乏しく、縁石などに強めにヒットしてしまうと、曲がるなどの変形ではなく、パリンと割れてしまう可能性があります。

カーボン

レース用ホイールや、一部のホイールで採用されているのがカーボンです。

カーボンは上記のような金属と比べ軽量でありながら強度があり、耐熱性、柔軟性にも優れています。

ただし、成形にはそれなりの技術を要するため、販売価格はかなり高価なものが多くなります。

製造方法による違い

主にアルミやマグネシウムを使用したホイールで用いられる製造方法の違いについて説明していきます。

鋳造(ちゅうぞう)

砂型などに、溶かしたアルミなどの軽金属を流しいれたのち、冷却することで成型する方法で、一度型を作ってしまえば大量生産をすることが可能で、市販の1ピースホイールでは最も採用されている製造方法です。

砂などを使用した金型であるため、細かなデザインなどの再現性も高く、砂型特有のザラついた質感をあえて残したようなデザインのものが多く見受けられます。

鍛造(たんぞう)

アルミやマグネシウムなどの素材を高温で熱し、金型を使い大型のプレス機で成型する方法です。

鍛造の特徴は、高温高圧で金属を成型するため、金属分子の並びが整えられ、金属の密度が増すことで、高い強度が得られます。

そして、その分素材そのものを薄くすることができ、軽量化を図ることができるのです。

ただし、大型の専用プレス機が必要であることと、大量生産には不向きのため、鋳造に比べて高価になってしまいます。

軽量ホイールに交換する効果

純正のスチールホイールから、社外のアルミホイールなどに交換すると、まずは見た目を大きく変えることができ、自分好みのスタイルに変更することができますので、これからバイクのカスタムを考えていらっしゃるのであれば、ぜひチャレンジしていただきたいメニューです。

また、ホイールをアルミやマグネシウムなどの軽量ホイールに交換すると、バイクの走行性能そのものに大きく影響します。

バイク全体の重量が軽くなることや、ホイールとタイヤを回転させるときの抵抗力が小さくなるため、加速性能が上がるのはもちろんのこと、バネ下重量が軽くなることにより、足回りの動きが良くなり、路面への追従性が向上します。

ホイールのメンテナンス

常に高速で回転し、雨や泥といった汚れ、飛び石などの脅威にさらされているホイールは、バイクを支える重要な部品であると同時に、バイク全体の綺麗さを保つためにも、注意したいポイントと言えます。

ここからは、そんなホイールのメンテナンス方法について解説していきましょう。

「おしゃれは足元から!」ホイールの清掃方法

どんなにかっこよくカスタムされたバイクでも、ホイールにブレーキダストや泥が堆積している状態では台無しになってしまいますので、「おしゃれは足元から」というファッション業界の格言にもあるとおり、ホイールをきれいな状態で保っておくだけで、バイク全体の印象がグッと良くなります。

清掃方法は、水を流しながら柔らかいブラシなどで清掃することが基本ですが、チェーンオイルやブレーキパッドに含まれる油分が付着してしまっている場合には、ホームセンターなどでも購入できるパーツクリーナーなどを使い脱脂を行うと良いでしょう。

また、放置され頑固なダスト汚れやさびなどが付着している場合には、無理やり擦って傷を付けてしまわないよう、専用クリーナーなどの使用をオススメします。

ホイールを清掃する時のポイントとしては、上記の方法などできれいにしたらしっかりと乾燥させ、先にチェーンへの給油を行ったのちに、専用のコーティング剤などでコーティングするようにしましょう。

走行性能のカナメ!ホールベアリングも忘れずに

低速で走行しているときに「キーキー」または「ゴロゴロ」と異音がする、左右のハンドリングに差があるなどの違和感を感じた場合は、ハブベアリングのグリス切れなどが考えられます。

そのため、ホイールを洗浄する際には、いつもより油分が染み出てきていないかなどを注視するとともに、バイクスタンドなどでリフトアップできる場合は、ホールの回転にフレやゴロツキが無いかなどを点検すると良いでしょう。

長年ハブベアリングのメンテナンスをしていないバイクの場合、ハブベアリングのメンテナンスを行っただけで、驚くほどコーナーリングがしやすくなるなどの効果が多感できるほどです。

 

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