バイクのサイレンサー取り付け・取り外し方法

サイレンサー取り外し・取り付け方法

リアホイールの取り外しやサイレンサーの交換をする際にサイレンサーを脱着します。
サイレンサーを取り外したら、地面には置かずウエスで包むなどして保管しましょう。

今回は、サイレンサーの取り外し・取り付け方法について解説します。
是非参考にして頂きたい。

整備情報

※サイレンサーの脱着は冷間時に行って下さい。火傷する恐れがあります。

作業手順

1.サイレンサー取り外し

サイレンサー固定ボルト取り外し

サイレンサーとエキゾーストパイプ連結部の固定ボルト類を取り外します。

上記画像のようにバンドで固定されている場合はボルトを緩めます。
純正マフラーのようにボルトで固定されている場合はボルトを取り外します。
スプリングで固定されている場合はスプリングを取り外します。

サイレンサーバンド緩ませる

サイレンサーバンドの緩める目安として、サイレンサーバンドが手で動く程度までボルトを緩めましょう

サイレンサー-1サイレンサーバンドボルト取り外し

サイレンサーがマウントで固定されている場合はマウントボルトを取り外します。

サイレンサーバンドボルト類サイレンサーバンドボルト類2

ボルト・ワッシャー類は判別出来るようにナットで挟んで保管しておきましょう。

サイレンサーを揺すって取り外すサイレンサーを揺すって取り外す2

サイレンサーを上下左右に揺すり、時計反時計回りに回してながら引き抜いて取り外しましょう。

サイレンサー固着 注油

サイレンサーが固着して外れない場合は、浸透潤滑剤を吹き付けてみると良いでしょう。

2.清掃

サイレンサー内側脱脂サイレンサー脱脂

ウエスにパーツクリーナーを吹き付けて、サイレンサーとエキパイの連結部を綺麗に清掃しましょう。

3.サイレンサーの保管

サイレンサー保護サイレンサー保護

外したマフラーはタオルに包めたり段ボールに入れるなどして保管しましょう。
地面に置くだけで傷が入るので要注意。

4.サイレンサー取り付け

サイレンサー取り付け前サイレンサー取り付け2

サイレンサーをエキパイに差し込みましょう。

連結部にサイレンサーガスケットが必要な場合は新品ガスケットを使用しましょう。
新品ガスケットが無い場合は既存のガスケットを使い回してみて、取り付け後にテストして排気漏れを起こすようなら新品を取り寄せて交換しましょう。

社外パーツのガスケットはKITACOが販売しています。
モノタロウにてサイレンサーガスケットのサイズ一覧を確認・購入頂けます。

サイレンサーマウント穴合わせ3サイレンサーマウント 締め付け

サイレンサーマウントとステーを固定ボルトで締め付けましょう。

サイレンサーマウントボルト類サイレンサーマウントボルト類

ボルトやカラーの順序が分からない場合はサービスマニュアルで確認しましょう。
サービスマニュアルに表記がない場合は上記画像を参考にして取り付けましょう。

ワッシャーは締め付け側に配置します。
これにより、締め付けた際にパーツに傷がつかなく均一に圧が掛かるので緩みにくくなります。
例えば、ボルトナットがあればナット側を締め付けるので上記の右画像のようにナットの前にワッシャ―が配置されます。
カラーはワッシャ―の役割も果たすので上記の左画像のようにナットの前にカラーを配置します。

サイレンサーエキパイ結合部 締め付け

サイレンサーとエキゾーストパイプの連結ボルトを締め付けましょう。
バンドの場合、位置がずれないよう片手で押さえながら締め付けましょう。

5.排気漏れ点検

スロットル調整3メーター2500回転サイレンサー排気漏れ2サイレンサー排気漏れ

エンジン始動後に回転数を約3,000回転でキープし、連結部に手をかざして排気漏れの有無を確認しましょう。
排気圧が手に感じる場合は、増し締めするか新品ガスケットを使用して対策しましょう。

簡易点検が済んだら騒音の迷惑にならない場所で走行し、回転数をレッドゾーン直前まで何度か上昇させて停車します。
連結部を目視で確認し、黒い煤が見られるようなら排気漏れしている証なので対処しましょう。

排気漏れの対処法

パーマテックス:高耐熱シリコンガスケット

サイレンサーを取り外して連結部分に液体ガスケットを塗布しサイレンサーを取り付け、説明書に記載されている硬化時間まで待ち再度排気漏れチェックを行いましょう
塗布する箇所はサイレンサー内側ではなくエキパイ側です。

液体ガスケットの購入はこちら

液体ガスケットを使用すると取り外しの際抜けにくくなり、次回取り外した後の清掃も手間になるので基本的に排気漏れ以外は使用しないでおきましょう。

6.マフラーを脱脂

パーツクリーナーを吹き付けた布地(マイクロファイバー推奨)のウエスでマフラーを拭きましょう。
油分がマフラーに残った状態でマフラーに熱が入ると跡が残るので綺麗に保つ為にマフラーに触れたら脱脂を心がけましょう。

まとめ

  • サイレンサー取り外し時、上下左右に揺すり、時計反時計回りに回してながら引き抜いて取り外す
  • サイレンサー取り外し後、ウエスに包み保管する
  • サイレンサー取り付け後、触った箇所の油分をパーツクリーナーを吹き付けたウエスで脱脂する

Q&A

  • 購入したサイレンサーの内径が大きく、エキパイとの連結部に隙間が生じてしまったのですが対策はありますか?
    • アルミテープを使用して隙間を埋めてから液体ガスケットをエキパイ側に塗布して硬化時間まで待機してから再度排気漏れ確認をしてみましょう。

排気系簡単用語解説

  • サイレンサー:排気音を静かにするパーツ
  • エキパイ:エキゾーストパイプの略。シリンダーヘッド~サイレンサーより前の排気管を指す
  • スリップオンマフラー:純正エキパイはそのまま、サイレンサーだけ交換するタイプのマフラー
  • フルエキゾーストマフラー:サイレンサー・エキパイ全てを交換するタイプのマフラー
  • サイレンサーマウント:サイレンサーを支えるパーツ

 

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