フロントフォークの種類の違いによる、フロントホイール脱着注意点

フロントフォークの種類の違いによる、フロントホイール脱着注意点

フロントフォークには、大きく分けて3種類に分けられます。
各種類によって、ホイール取り付け時の注意点が異なるので確認しておきましょう。

片側締め付け式

フロントフォーク

アクスルシャフトとアクスルナットのみでホイールを締め付けて支えるタイプです。
ホンダ NS-1や カブ・スクーター等の小排気量車両に多く装着されています。

取り付け時の注意点は、特にありません。

 

片側割締め・両側割締め式

フロントフォーク 割り締め

アクスルシャフト・アクスルナットの他に割締め箇所のボルトを使用してホイールを締め付けて支えます。
割締めボルトで止める事により強固にアクスルシャフトを固定できる両側割締め式です。
整備車両のホンダCBR400RRやヤマハYZF-R6などもこのタイプです。

取り付け時の注意点は、指定トルクで締め付けた後に再度指定トルクで締め付ける事です。

指定トルクで締め付けた後、再度指定トルクで締め付ける理由

先に指定トルクで締め付けたボルトは指定トルクが掛かっていると思いますが、実際は指定トルクで締め付けられていない可能性があります
先のボルトで後のボルト分の反発力ぶんを受け止めている状態なので、後のボルトを指定トルクで締め付けると先のボルトは少し緩んでしまい指定トルクに達していない可能性があります。
なので、2回・3回とトルクレンチで締め付けましょう。

割締めボルトで固定力は非常に強固です。
もしホイール取り外し時にアクスルシャフトが外れない場合は、割締めボルトを外したか再度チェックしてみましょう。

 

片側ホルダ・両側ホルダ

フロントフォーク 両側ホルダ

写真は両側ホルダ式です。

カワサキ Z1・ホンダ CB1000SF等が両側ホルダ式に当たります。
このホルダが一方のみに付いているタイプは、片側ホルダ式となります。

ホルダ式の取り付けは注意が必要です。
上下があれば上を先に、前後があれば前を先に指定トルクで締め付けます。
下側・後側は後で指定トルクで締め付けます。
尚、バイク整備のホルダに関する取り付け(ハンドル・スイッチボックス等)の場合は全て同様に締め付けますので覚えておきましょう。

 

まとめ

  • 片側締め付け式フロントフォークは、注意点は特に無い
  • 割締め式フロントフォークは、トルク管理した後に再度トルク管理する。
  • ホルダ式フロントフォークは、前後があれば前を、上下があれば上を先に指定トルクで締め付ける

 

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