バッテリー電解液の注入方法

2020年7月17日メイン整備記事,電装系

整備情報

  • 時間: 約30分(充電時間を含めると3時間~8時間)
  • 費用: 0円~約15,000円
    • ガスケット:約2,000円
  • ショップ工賃: 約3,000円(充電含む)
  • 難易度: ★★☆☆☆

作業手順

バッテリー電解液の注入方法

密閉タイプのMF(メンテナンスフリー)バッテリーを参考に電解液の注入方法を解説致します。

電解液の注入を行う前に、ご注意して頂きたい点がございます。
電解液は硫酸です。肌に触れた場合は綺麗に洗浄して下さい。また、服に触れると溶けて穴が開きますので取り扱いには十分注意して下さい。

まず、バッテリー上部のシールを剥がします。

電解液を注入していきます。こちらが、電解液ボトルです。

黒い「DO NOT OPEN」と掛かれたキャップを引っ張って取り外します。この黒いキャップは、後にバッテリー上部の蓋となりますので捨てないで取っておきましょう。

黒いキャップを外すと、銀色のシールが貼られています。このシールは剥がさないで下さい。

電解液ボトルをシールを貼ったまま、バッテリー上部に配置して、手で強く叩いて下さい。
シールが破れて電解液がバッテリーに注入されていきます。

この時、画像の右端と左端の電解液が注入されていない事がお分かりいただけると思います。このような場合は、電解液ボトルを上から叩いて頂くと泡が出て注入されていきます。誤って外すと電解液が零れる可能性があるので注意しましょう。

端子のナットとボルトが付属されていますので、仮止めしておきましょう。
電解液ボトルが空になったら、電解液ボトルを付けたまま、20分以上放置して下さい。

20分経過後、バッテリー上部のキャップを確実に取り付けます。キャップは、セットして端から取り付けるのではなく、全体を一度に押すイメージで取り付けます。端から取り付けると、突起が引っ掛かり取り付け出来ませんのでご注意ください。

最後にバッテリー充電を行い、充電完了後に車体に取り付けます。

 

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